【特集 睡眠時無呼吸症候群を考える】
基礎医学とのダイアローグ 視床下部背内側核による睡眠の質および老化・寿命の遺伝的制御機構
The genetic mechanisms of sleep, aging and longevity regulated by the dorsomedial hypothalamus
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- 掲載誌
- THE LUNG perspectives Vol.24 No.1 77-81, 2016
- 著者名
- 佐藤亜希子
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 精神疾患 / 神経疾患
- 診療科目
- 呼吸器内科 / 神経内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 精神科
- 媒体
- THE LUNG perspectives
「Summary」睡眠パターンは,さまざまな動物種の老化過程において著しく変化することが知られている。哺乳類において,視床下部は老化・寿命制御の上位中枢として機能する。そのなかで,特に視床下部背内側核の哺乳類サーチュインSIRT1が重要な役割を果たしている。最近われわれは,SIRT1が背内側核特異的に発現している遺伝子を介し,睡眠構築に変化を与えず睡眠の質を制御していることを見出した。この結果は,視床下部内に共通した分子メカニズムが,睡眠の質や老化に伴う生理学的変化を制御することを示唆している。このような視床下部の生理学的重要性を分子レベルで解明していくことは,睡眠が老化を規定する生理学的要因となる可能性を探る鍵となることが期待される。
「Key words」視床下部背内側核,slow-wave sleep(SWS),NREMデルタ波,サーチュイン
「Key words」視床下部背内側核,slow-wave sleep(SWS),NREMデルタ波,サーチュイン
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
