「Summary」最新の睡眠障害国際分類第3版(ICSD-3)では,閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)に「症候群」ではなく「障害」という名称が与えられ,この病態が潜在する患者数や社会的影響の大きさから,独立した疾患概念として扱われつつあることを印象づけた。これら「睡眠関連呼吸障害(SRBD)」を効率的かつ適切に診療するためには,地域連携いわゆる病診,各診療科間,各職種の医療連携が求められている。さらに,SRBDは年齢とともに有病率が高まるとはいえ,活動的な生産人口に多い病態であることから,確固たる地域間医療連携や遠隔医療サービスの実現も待たれる。本稿では,これらの連携のあり方をネットワーク・トポロジーの概念を用いて解説した。
「Key words」睡眠時無呼吸,睡眠関連呼吸障害(SRBD),地域医療連携,病診・診療科連携,ネットワーク・トポロジー