「Summary」欧米では2008年から閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)において,終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)よりも検査室外睡眠検査(OCST)による診断が増加している。OSAS診断のゴールドスタンダードはPSGであり,測定項目の少ないOCSTの精度は低い。それにもかかわらず使用数が多くなる主な理由は医療費の削減と思われる。本邦でもOCSTは施行できるが,CPAPを処方するためにはかなり重症でなければならない。本邦においてOCSTへの移行が将来的に起こる可能性もある。この場合OCSTでは,欠点および機器自体の特徴を理解したうえで,データを慎重に解析し,診断を行う必要がある。また診断や治療経過で問題がある場合,PSGによる再検査を考慮することが望ましい。
「Key words」閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS),終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG),携帯型装置,検査室外睡眠検査(OCST)
「Key words」閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS),終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG),携帯型装置,検査室外睡眠検査(OCST)

