「Summary」睡眠呼吸障害の最も代表的な閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)において,近年,①顎顔面形態的要因,②呼吸調節系の反応性(loop gain),③換気ドライブの増加に対する上気道筋の反応性,④覚醒閾値による病因モデルが提唱された。また上気道の閉塞圧(Pcrit)はBMIや顎顔面形態,肺容量とも相関する。これらは疾患多様性(phenotype)を理解することにつながり,さらなる研究の発展が期待される。
「はじめに」睡眠呼吸障害(sleep disordered breathing;SDB)に関連したものとして最も代表的なものは睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome;SAS)である。SASには中枢性(central)と閉塞性(obstructive)があるが,臨床的には閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)がほとんどであり,病態生理としても両者がoverlapする部分もあるものの異なるものである。近年ではさまざまな病態生理が提唱されている。本稿ではOSASの病態生理を理解するうえで重要な項目を中心に概説する。
「Key words」顎顔面形態,上気道閉塞圧(Pcrit),loop gain,肺容量,病態生理
「はじめに」睡眠呼吸障害(sleep disordered breathing;SDB)に関連したものとして最も代表的なものは睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome;SAS)である。SASには中枢性(central)と閉塞性(obstructive)があるが,臨床的には閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)がほとんどであり,病態生理としても両者がoverlapする部分もあるものの異なるものである。近年ではさまざまな病態生理が提唱されている。本稿ではOSASの病態生理を理解するうえで重要な項目を中心に概説する。
「Key words」顎顔面形態,上気道閉塞圧(Pcrit),loop gain,肺容量,病態生理

