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【特集 睡眠時無呼吸症候群を考える】

序文


掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.24 No.1 18, 2016
著者名
別役智子
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
診療科目
呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科
媒体
THE LUNG perspectives

今回は,睡眠時無呼吸症候群を特集に取り上げた。睡眠時無呼吸症候群の診断,治療,それを取り巻くわが国の情勢に,大きな花火が打ちあがったほどの劇的な変化,改革はないかもしれない。しかし,確実に,様々な病態が解明されてきており,そして"患者さんにやさしい"医療にむけてどんどん進歩しているように思う。一般的に高齢者が多い呼吸器診療の中で,睡眠時無呼吸症候群の患者さんは,比較的若く,現役世代も多い。受診のきっかけは様々であるが,簡易検査の予約から,ポリソムノグラフィー,結果のご説明から治療選択,導入等々,実は相当の時間と時間的制約を強いられる。病気なのだから仕方がないと言ってしまえば,それまでだが,このような「面倒くさい」プロセスは,受診行動へのハードルを上げ,ひいては潜在的無呼吸患者の治療導入のチャンスを下げることになっている。初診時にすでに,実は5年前から指摘されていたという方も決して珍しくはない。もっと簡便なプロセスで早期導入に持っていければ,QOLの面でも,身体的効果にしてもメリットに疑う余地はない。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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