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【特集 咳と痰のサイエンス】

百日咳:咳の特徴

Pertussis

掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.21 No.4 42-44, 2013
著者名
岡田 賢司
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 小児疾患 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 小児科
媒体
THE LUNG perspectives

「Summary」百日咳は, かつては乳幼児の疾患であったが, ワクチンの普及により典型的な症状を呈する乳幼児は少なくなった. 一方, 思春期・成人の百日咳は相対的に増加している. 思春期・成人の症状は, 「長引く咳」で気づかれることが多いが, ワクチン未接種の乳幼児に認められる百日咳特有な「発作性の咳き込み」, 「吸気性笛声」, 「咳き込み後の嘔吐」などを伴うことが少なくないことがわかっている. 本稿では, 百日咳の病原因子, 特に百日咳毒素の作用機序および年齢別の百日咳の咳の特徴をワクチン接種との関連でまとめた. 「はじめに」百日咳の症状は咳年齢, ジフテリア・破傷風・百日咳(diphtheria, tetanus, pertussis;DTP)三種混合ワクチン接種の有無や回数で症状は異なる. DTPワクチン未接種の乳児では, 教科書に記載されている典型的な症状が認められる. 「I 百日咳菌感染後の咳のメカニズム」百日咳菌は種々の定着因子をもち, 生体に定着し感染が成立する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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