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第12回 コピー数多型(CNV)―遺伝子数の個人差―
掲載誌
THE LUNG perspectives
Vol.21 No.1 96-99,
2013
著者名
本家孝一
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
/
膠原病・リウマチ性疾患疫
/
精神疾患
/
神経疾患
/
小児疾患
/
癌
診療科目
リウマチ科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
神経内科
/
腫瘍内科
/
小児科
/
精神科
媒体
THE LUNG perspectives
「I. SNPsとは異なる遺伝子の個人差」本シリーズではこれまで, 体質や疾患感受性, 薬剤感受性に影響を与える遺伝子の個人差として, 一塩基多型(single nucleotide polymorphisms;SNPs)を中心に“質の違い”を取り上げてきたが, “量の違い”によっても遺伝子の個人差がもたらされる場合がある. 本来2コピーずつもっているはずの遺伝子を, ある人は1コピー(欠失), ある人は3コピー(重複)もっているという現象で, 「コピー数多型(copy number variation;CNV)」と呼ばれるものである. CNVは通常, 1kb以上の長い配列のコピー数に個人差がみられるものを指す. ゲノム中には, マイクロサテライト*1や反復配列多型(variable number of tandem repeat;VNTR)*2と呼ばれる数b~数十bの反復配列が存在し, リピート数に個人差があり, 疾患感受性と関連するものがある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

