「Summary」肺気腫と肺線維症の合併は以前より日常臨床においてしばしば経験されており, わが国では既に20年以上前から, 慢性型特発性間質性肺炎のなかの非定型例(山中のB群)として気腫性変化の目立つものを区別して扱っていた1). 一方, 海外では2005年にCottinら2)が画像診断的に気腫合併特発性肺線維症(combined pulmonary fibrosis and emphysema;CPFE)という概念を提唱したのを契機に, その存在が注目されるようになり, 今日までにCPFEの臨床的特徴に関する多くの報告が散見される. しかしながら, CPFEを画一的に理解することは困難であり, むしろ多種多様な特徴を兼ね備えた疾患群として捉えられ, そのなかから共通した特徴を見出すことが今後の重要な課題と考えられる.
「はじめに」わが国の臓器別悪性新生物死亡数のうち原発性肺癌は男性で第1位, 女性で第2位と上位を占める.
「Key words」肺気腫, IPF, 気腫合併肺線維症, キセノン吸入, Dual Energy肺換気CT
「はじめに」わが国の臓器別悪性新生物死亡数のうち原発性肺癌は男性で第1位, 女性で第2位と上位を占める.
「Key words」肺気腫, IPF, 気腫合併肺線維症, キセノン吸入, Dual Energy肺換気CT

