「Summary」吸入ステロイド薬の普及により喘息発作による救急外来受診者や入院患者, 喘息死症例数は減少してきたが, まだ喘息死症例はゼロにはならない. 喘息発作を軽視していると軽症~中等症の喘息でも窒息死に至るため患者教育がきわめて重要である. 喘息発作に対しては, 的確に重症度を判定し, 重症発作や重積発作に対しては, 適切な薬物療法のもとで, 必要あらば, 迅速かつ積極的にNPPVや気管内挿管, 人工呼吸管理を行うことで喘息死を回避できる.
「はじめに」気管支喘息は, 個体的(遺伝的)因子に加えて環境因子によって引き起こされる気道の慢性炎症とそれに伴う可逆性の気道狭窄が病態の中心となる疾患である. 好酸球を主体にした気道炎症によって気道分泌物の増加, 気道粘膜の浮腫気管支平滑筋の収縮によって気道狭窄が増強するため, 喘鳴を伴う呼吸困難が出現する. 症状は季節性の場合も持続性の場合もあるが変動しやすく, アレルゲン曝露(動物のフケ, ハウスダスト, ダニ, 真菌, 花粉, 食餌など), 気道感染, 煙, 蒸気, 冷気, 臭気, 運動, 過労, 精神的ストレス, 気象の変化などの刺激によって誘発される.
「Key words」気管支喘息, 重積発作, 呼吸不全, 喘息死, 人工呼吸管理
「はじめに」気管支喘息は, 個体的(遺伝的)因子に加えて環境因子によって引き起こされる気道の慢性炎症とそれに伴う可逆性の気道狭窄が病態の中心となる疾患である. 好酸球を主体にした気道炎症によって気道分泌物の増加, 気道粘膜の浮腫気管支平滑筋の収縮によって気道狭窄が増強するため, 喘鳴を伴う呼吸困難が出現する. 症状は季節性の場合も持続性の場合もあるが変動しやすく, アレルゲン曝露(動物のフケ, ハウスダスト, ダニ, 真菌, 花粉, 食餌など), 気道感染, 煙, 蒸気, 冷気, 臭気, 運動, 過労, 精神的ストレス, 気象の変化などの刺激によって誘発される.
「Key words」気管支喘息, 重積発作, 呼吸不全, 喘息死, 人工呼吸管理

