Summary
在宅酸素療法(HOT)はわが国において急速に普及した在宅医療の1つである。HOTは健康保険のもとに一定の導入基準により実施されている。HOTのエビデンスのなかで最も確立しているのはCOPDの生存率の延長である。現行の導入基準はこのエビデンスに基づいて作成されているが,他方,この基準を用いてさまざまな疾患に適応されている実態がある。しかしながらHOTの効果,目的,期待される効果が大きく異なる疾患に対して,同一の基準を適応することの問題点が指摘されている。今後,HOTをより有効な治療法とするためには,個々の疾患の病態を反映した多面的なHOTの導入基準の作成が望まれる。
全文記事
四半世紀を経たわが国の在宅酸素療法―課題と提言―
在宅酸素療法の適応疾患と導入基準―その問題点と解決策―
Long-term oxygen therapy ; Problems and perspectives of current indications
掲載誌
THE LUNG perspectives
Vol.19 No.3 24-30,
2011
著者名
桂秀樹
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
呼吸器
診療科目
一般内科
/
循環器内科
/
呼吸器内科
/
老年科
媒体
THE LUNG perspectives
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

