高尿酸血症・痛風患者では尿路結石が高率に合併することが知られている。これは高尿酸血症・痛風患者の特徴である高尿酸尿症と酸性尿が原因であると考えられている。尿酸は酸性尿では容易に析出しやすくなる。酸性尿の背景にはインスリン抵抗性があることに留意する必要がある。高尿酸血症・痛風の腎尿路合併症である尿路結石や腎障害の治療・予防には尿のアルカリ化,尿量の確保,高尿酸尿症の是正などの尿路管理が重要である。
水分摂取は尿路結石の再発予防に有効であり,再発予防には1日尿量2,000mL以上になるように水分を摂取することが必要であり,そのため食事以外に1日2,000mL以上の飲水指導をすることが推奨されている。しかし水分摂取と腎機能の関連の観点などから,尿路結石症患者に対する飲水指導は,腎機能が正常の非慢性腎臓病(CKD)患者では積極的に推奨されるが,推算糸球体濾過量(eGFR)60mL/分/1.73m2未満のCKD患者では極端な飲水指導は避けるほうが望ましいと思われる。
「key words」高尿酸血症,痛風,尿路結石症,酸性尿,水分摂取
水分摂取は尿路結石の再発予防に有効であり,再発予防には1日尿量2,000mL以上になるように水分を摂取することが必要であり,そのため食事以外に1日2,000mL以上の飲水指導をすることが推奨されている。しかし水分摂取と腎機能の関連の観点などから,尿路結石症患者に対する飲水指導は,腎機能が正常の非慢性腎臓病(CKD)患者では積極的に推奨されるが,推算糸球体濾過量(eGFR)60mL/分/1.73m2未満のCKD患者では極端な飲水指導は避けるほうが望ましいと思われる。
「key words」高尿酸血症,痛風,尿路結石症,酸性尿,水分摂取

