近年注目されている画像診断であるdual-energy CT,超音波検査は,これまで非侵襲的に評価することが不可能であった尿酸塩結晶沈着の可視化をもたらした。過去に痛風発作のエピソードがない無症候性高尿酸血症患者においても一定の割合で結晶沈着および局所的な炎症所見が観察されうることが明らかとなり,画像診断の視点からは「無症候性」高尿酸血症患者においても「臨床的」痛風患者の前段階として無症候性尿酸塩結晶沈着や画像的痛風ともいえる病期が存在することが示されている。画像診断から得られる情報をもとに,無症候性高尿酸血症や痛風の病態をより客観的に評価し,痛風関節炎あるいは高尿酸血症と血管障害をはじめとする合併症との関連に関するより多くの知見が得られることが期待される。
「key words」高尿酸血症,痛風,画像診断,dual-energy CT,超音波検査,尿酸塩結晶沈着
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