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M-Review

【特集 高尿酸血症ガイドラインの今後の動向】

4.無症候性高尿酸血症の治療 2)高血圧の合併について

Treatment for an asymptomatic hyperuricemia with hypertension

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掲載誌
高尿酸血症と痛風 Vol.24 No.1 50-55, 2016
著者名
大野岩男
記事体裁
抄録
疾患領域
高血圧 / 代謝・内分泌 / 腎臓 / 骨・関節
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 老年科
媒体
高尿酸血症と痛風

「Summary」ヒトの研究において,高尿酸血症は高血圧の発症と密接に関連することが明らかとなってきている。これをふまえて,以下に高血圧を合併した高尿酸血症患者の治療方針を示す。
①高血圧合併高尿酸血症患者に対しては,高尿酸血症の発症に関連する生活習慣を同時に改善するために,まず生活指導を行う。
②薬物療法は血圧管理を優先し,可能な限り尿酸代謝に悪影響を及ぼさない降圧薬を優先して用いることが望ましい。
③生活指導ならびに尿酸代謝に好ましい降圧薬を用いても,血清尿酸値が8.0mg/dL以上の場合は,尿酸降下薬の投与開始を考慮する。治療中の血清尿酸値は6.0mg/dL以下に維持することが望ましい。
④原則として尿酸降下薬の選択は病型分類に基づいて行うが,腎障害の程度,肝障害の有無によって治療薬,投与量を慎重に決定する。また,尿pHの測定を行い,尿アルカリ化薬併用も考慮する。
「Key Words」高尿酸血症,無症候性高尿酸血症,高血圧,メタボリックシンドローム,慢性腎臓病

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

高尿酸血症と痛風2016年3月号(Vol.24 No.1)

現在において壮年層のおよそ20%が高尿酸血症を呈している状況を鑑みると,今や痛風は糖尿病と並ぶ現代成人病の一つと考えられる。本誌は,高尿酸血症を核として,プリン体代謝から痛風までの諸問題を幅広く取り上げ,基礎研究者はもとより,整形外科をも含む直接臨床に携わる各科の方々の研究・診療の一助となるべく,毎号,最新の研究・情報を提供する。

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