過活動膀胱は尿意切迫感(急に起こる,我慢できないような強い尿意)を必須とした症状症候群ですが,その発症メカニズムとして生活習慣病等による慢性骨盤虚血が1つの素因と考えられています1)。低出力衝撃波は生態において①血管新生,②抗炎症作用,③神経再生,④細胞増殖,⑤細胞膜透過性の亢進などさまざまな影響を与えることが知られており2),足底筋膜炎(保険診療)や勃起不全(非保険診療)など,すでに多領域で臨床応用されています。低出力衝撃波の生物学的影響が,慢性骨盤虚血による過活動膀胱の治療的効果があるのではないかと仮説を立てました。