一酸化窒素(NO)の分泌が低下すると,膀胱頸部,前立腺前部尿道の弛緩を誘発できず,下部尿路症状(LUTS)が生じる。これに対する薬剤がPDE5阻害薬であり,すでに単独療法の有用性について欧米人,アジア人において多数の報告がある。自覚的な症状改善に加え,他覚的所見である最大尿流率の改善も報告されている。BPH/LUTSで唯一適応承認を得ているタダラフィルは『EAUガイドライン2014』で,すでにα1遮断薬と同等の位置付けをされている。
「はじめに」前立腺肥大症(benign prostatic hyperplasia;BPH)/下部尿路症状(lower urinary tract symptoms;LUTS)の病態は,前立腺の腫大により生じる機械的閉塞と,前立腺平滑筋が収縮することで生じる機能的閉塞に分けられる。
「Key Words」PDE5阻害薬,NO,α1遮断薬,IPSS,最大尿流率
「はじめに」前立腺肥大症(benign prostatic hyperplasia;BPH)/下部尿路症状(lower urinary tract symptoms;LUTS)の病態は,前立腺の腫大により生じる機械的閉塞と,前立腺平滑筋が収縮することで生じる機能的閉塞に分けられる。
「Key Words」PDE5阻害薬,NO,α1遮断薬,IPSS,最大尿流率

