治療法紹介
(薬物療法 過活動膀胱)フェソテロジン(トビエース®)
掲載誌
排尿障害プラクティス
Vol.22 No.3 80-88,
2014
著者名
秋野裕信
/
横山 修
記事体裁
抄録
疾患領域
泌尿器
診療科目
泌尿器科
媒体
排尿障害プラクティス
「はじめに」フェソテロジン(トビエース®)は,2013年3月に上市された,経口薬としては日本で最も新しい過活動膀胱(overactive bladder;OAB)治療薬である.フェソテロジンはトルテロジンの活性代謝物である5-ハイドロキシメチルトルテロジン(5-hydroxymethyl tolterodine;5-HMT)のプロドラッグであり,薬物動態がトルテロジンと比較して安定したため,トルテロジンが4mg/日(以下4mg)の1用量であったのに対してフェソテロジンは4mg/日で有効性が不足する場合,8mg/日(以下8mg)への増量が可能になった.また,OAB症例の多くは高齢者であるが,高齢OAB症例などを対象とした臨床試験や基礎研究の結果からフェソテロジンの高齢OAB症例における優れた効果と安全性が示されている.主にフェソテロジンの臨床試験から得られたデータをもとに,その有用性について紹介する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

