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前立腺癌

第25回 GnRHアンタゴニスト


掲載誌
排尿障害プラクティス Vol.18 No.3 93-98, 2010
著者名
大園誠一郎 / 古瀬洋
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
泌尿器 / 癌
診療科目
泌尿器科
媒体
排尿障害プラクティス

「はじめに」進行性前立腺癌の治療としては, アンドロゲンを抑制する内分泌療法が広く適用されている. 従来, 内分泌療法の標準的治療は, 血清テストステロン値が24時間以内に去勢域に達する両側精巣摘除術(外科的去勢)であったが, 現在は性腺刺激ホルモン放出ホルモン(Gonadotropin-Releasing Hormone;GnRH)アゴニスト(内科的去勢)に取って代わっている. すなわち, 有効性および安全性を考慮しても, このGnRHアゴニストは外科的去勢を陵駕する治療と思われる. しかし, 一方でGnRHアゴニスト投与初期のテストステロンの一過性上昇(サージ)により, フレアアップを呈することが問題として挙げられ, このフレアアップを抑える目的でGnRHアンタゴニストの開発が進められた. そこで, 本稿ではGnRHアンタゴニストについて, Abarelix(米国で市販されるも, その後中止)やDegarelix(国内で申請中)を中心に概説する. 「GnRHアゴニストの問題点」GnRHアンタゴニストについて述べる前に, GnRHアゴニストの問題点を再認識しておくと理解しやすい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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