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ARISTOTLE Study
掲載誌
CARDIAC PRACTICE
Vol.24 No.1 88-89,
2013
著者名
後藤 信哉
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
脳血管障害
診療科目
循環器内科
/
神経内科
媒体
CARDIAC PRACTICE
心房細動の脳卒中予防を標的として複数の新規経口抗凝固薬の臨床開発がなされている. ARISTOTLE(Apixaban for reduction in stroke and other thromboembolic events in atrial fibrillation)試験は, 新規経口抗凝固薬アピキサバンを用いた心房細胞の脳卒中予防試験の略称である. 新薬を世に出すためには臨床試験を行って新薬の有効性と安全性を科学的に検証することが必要とされる. 薬剤の作用メカニズムから構成論的に効果を予測しても, その予測は必ずしも正しくない. 構成論的予測ができないとなれば, 実際に使用してみて, その経験を科学として数値化するしかない. アピキサバンは凝固カスケードの活性化第X因子(Xa)の酵素作用を阻害する抗Xa薬であるから1), 血栓イベントを減少させて出血イベントを増やすだろうと予測されたが, その予測を科学的に検証したのがARISTOTLE試験である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

