【特集 腎機能低下を合併した心不全医療の最新知見】
(座談会)腎機能低下を合併した心不全治療戦略
掲載誌
CARDIAC PRACTICE
Vol.23 No.4 67-75,
2012
著者名
斎藤 能彦
/
百村伸一
/
平光伸也
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坂田 泰史
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
腎臓
診療科目
循環器内科
/
心臓血管外科
/
腎臓内科
/
泌尿器科
媒体
CARDIAC PRACTICE
「はじめに」斎藤 最近, 心腎連関や腎機能低下を合併した心不全の治療が注目されています. ほんの数年前までは心機能と腎機能を概念的にまとめて取り上げることが少なかったのですが, Silverbergが腎疾患, うっ血性心不全, 貧血は相互に関与して悪循環を呈していることを示しました. その後cardio-renal syndrome(CRS)という言葉が使われるようになり, RoncoによりCRSを5つのサブタイプに分けて考えることが提唱され, CRSもしくは腎機能低下での循環器疾患への取り組みが変わってきました. わが国でも「慢性心不全治療ガイドライン」にそれらに関する項目が加えられ, 日本人の疫学も増えてきました. 本日は大学病院, 実地医家の立場から, 腎機能低下を合併した心不全医療の最新知見についてご討議いただきたいと思います. 「心不全に腎機能低下はどれくらい合併しやすいか」斎藤 実際に腎機能が低下している心不全症例は国内外でどれ程あるのでしょうか.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

