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【特集 Cachexiaと栄養管理】

モデル動物からみたcachexia(悪液質)

Study of cancer cachexia with cachexia model rats

掲載誌
栄養-評価と治療 Vol.30 No.4 24-26, 2013
著者名
上園保仁
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 癌 / 栄養管理
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科 / 麻酔科 / 放射線科
媒体
栄養-評価と治療

「SUMMARY」ヒト胃がん細胞株85As2を接種し, ヒトがん悪液質(cachexia)診断基準を満たす動物モデルを作製した. 同モデルは血中グレリン濃度が有意に高く, 悪液質に伴うグレリン抵抗性が考えられた. 漢方薬の六君子湯が有意な摂食改善効果を示したのは, 生薬成分の蒼朮がグレリン受容体(GHS-R)シグナルを増強したことからであり, 六君子湯は悪液質患者のGHS-Rシグナルを増強し摂食を改善することが考えられた. 「I はじめに」2007年より「がん対策基本法」が施行されたことに伴い「第一期がん対策推進基本計画」が策定され, 2012年にはさらにきめ細かい「第二期がん対策推進基本計画」が策定された1). 本基本計画のもと, がん患者のQOLの維持向上のための緩和ケアならびにその進展に向けた研究が行われている. しかし, 遅れているのが倦怠感, 食思不振, やせなど多くの終末期がん患者にみられる「がん悪液質(cancer cachexia)」の症状改善への対応である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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