SUMMARY 体重は,全身のエネルギー状態を表す重要な栄養状態の指標である。患者に体重の増減があった場合,脂肪組織,骨格筋,内臓蛋白,細胞外液のどのコンパートメントが増減したのかを把握する必要がある。上腕部の身体計測(上腕囲(AC),上腕三頭筋皮下脂肪厚(TSF),上腕筋面積(AMA))は,体組成をアセスメントする簡便で非侵襲的な手法である。本稿では,身体計測の意義と評価の実際について解説する。