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みんなですすめる臨床栄養管理
第14回 財団法人厚生年金事業振興団 九州厚生年金病院栄養部
掲載誌
栄養-評価と治療
Vol.27 No.4 5-10,
2010
著者名
長江紀子
記事体裁
連載
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施設紹介
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全文記事
疾患領域
栄養管理
診療科目
循環器内科
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心臓血管外科
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呼吸器内科
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脳神経外科
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整形外科
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神経内科
媒体
栄養-評価と治療
傷病者の栄養状態を改善する方策は, 病気の予防, 治療に応用できることが多くの研究で明らかにされてきた. しかし, 普通に食べることができず, 食欲を失い, 消化・吸収能力が低下し, エネルギーや栄養素の必要量が増大し, さらにこれらの合成能力が低下した傷病者に対して, 適正な栄養状態を改善, 維持することは簡単な話ではなく, 多くの専門家の知識と技術が必要になる. そこで本連載では, チームワークにより積極的に栄養管理に取り組んでいる事例を紹介していきたいと思う. (神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部長中村丁次) 『なぜ始めたのか』 当初, 整形外科病棟での入院期間が長期化しており, その多くに高齢者の栄養不良の患者が存在した. 栄養状態の低下によりリハビリテーションが進まず離床が遅れる患者に対して, 看護師・薬剤師・管理栄養士による病棟カンファレンスを実施し, 低栄養患者の早期介入に取り組んだ. 2002年8月, 褥瘡委員会の発足を機に, 病院全体での低栄養患者に対しての関心が高まり, スタッフが栄養に関心をもちはじめた時期でもあった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

