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味覚・食欲の評価と各種病態の影響

医薬品に関連する味覚・食欲異常


掲載誌
栄養-評価と治療 Vol.27 No.3 50-53, 2010
著者名
田村明 / 徳井健志 / 豊田行康
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
栄養管理
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 膠原病科 / リウマチ科 / 消化器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科 / 小児科 / 心療内科 / 精神科
媒体
栄養-評価と治療

「SUMMARY」医薬品のなかには, 副作用として味覚喪失や味覚倒錯, 味覚異常を引き起こすものがある. 味覚異常は, 医薬品による体内亜鉛の排泄促進・吸収阻害, 医薬品による味蕾損傷あるいは医薬品による唾液分泌の抑制などによって誘起されるが, 1つの因子で発症するのではなく, さまざまな因子が複雑に影響しあって発症すると考えられている. 疾病からの回復には栄養補給が必須であることから, 食欲が低下しないように医薬品の量を減らしたり, あるいは同等の薬効が期待できるほかの医薬品に変えるなど多方面からの工夫が必要と思われる. 「I はじめに」生命維持と生活活動に必要なエネルギーと各種栄養素は日常的に摂取する食品から獲得し, 疾病による生体機能の障害は医薬品を用いて治療する. すなわち, 疾病状態から元気な体に戻すのは日常の食事であり, それをサポートするのが医薬品使用の目的といえよう. しかし, 補佐的な役割の医薬品が, 副作用として味覚に悪影響を与え, 食欲をなくしてしまうことがある1)2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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