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各種疾病のガイドラインにおける栄養治療の位置づけ
慢性膵炎ガイドラインにおける栄養治療の位置づけと実際
掲載誌
栄養-評価と治療
Vol.26 No.2 38-41,
2009
著者名
山北圭介
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水野 伸匡
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澤木明
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原 和生
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高木忠之
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中村常哉
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田近正洋
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河合宏紀
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澤井勇悟
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小林佑次
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杉森聖司
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松本和也
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坪井順哉
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山雄健次
記事体裁
特集
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全文記事
疾患領域
消化器
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栄養管理
診療科目
消化器内科
媒体
栄養-評価と治療
「SUMMARY」慢性膵炎の栄養療法は一様でなく, 病期に応じた治療が必要である. すなわち, 代償期には急性増悪を予防するための脂肪制限が中心であり, 非代償期には消化吸収障害と膵性糖尿病による低栄養に対する治療が中心である. 2008年に慢性膵炎診療ガイドラインの最終報告がなされ, そのなかで病期に応じた治療が推奨されている. 今後は, ガイドラインに準じた治療を行うことが求められると思われる. 「I はじめに」慢性膵炎は難治性の疾患であり, 進行する病期に対応しつつ長期の治療が必要である. 現在さまざまな疾患についてのガイドラインが作成されているが, 慢性膵炎についても診療ガイドラインの最終報告案が2008年に公開され, 間もなく完成する予定である. この最終報告案をふまえつつ, 特に栄養療法を中心に述べる. 「II 慢性膵炎ガイドライン作成の経緯」慢性膵炎は, 長期間に及ぶ膵の障害により多くは不可逆性の膵内・外分泌機能障害へと進行する疾患である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

