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周術期の栄養管理の理論と実際

ドレナージ術を要する重症急性膵炎


掲載誌
栄養-評価と治療 Vol.26 No.1 33-35, 2009
著者名
土師誠二
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
消化器 / 栄養管理
診療科目
消化器外科
媒体
栄養-評価と治療

「SUMMARY」重症急性膵炎は, いまだ致死率の高い難治性疾患である. 治療の主体は保存的治療であるが, 膵実質壊死組織に感染を併発した場合または感染が疑われる場合には, 壊死組織切除+ドレナージ術が行われる. 重症急性膵炎ではエネルギー消費量の増大と高度な異化亢進がみられ, 安静時エネルギー消費量の1.5倍の量のエネルギー投与を必要とする. 外科的介入の有無に関わらず栄養管理は経腸栄養を第一とし, 栄養剤は経鼻空腸管やカテーテル空腸瘻を用いて空腸へ投与するのが安全である. 使用する栄養剤は成分栄養剤や消化態栄養剤であるが, 免疫強化栄養剤やプロバイオティクスなども試みられている. 「I はじめに」急性膵炎とは, 膵酵素活性化による膵の自己消化を基盤とする非化膿性急性炎症性疾患である. その病状に応じて軽症である浮腫性膵炎から出血や壊死を伴う重症急性膵炎に分類されるが, 綿密な栄養管理を必要とするのは重症急性膵炎である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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