新刊
Ⅱ.臨床
6.高齢者肥満・高度肥満症の治療戦略
掲載誌
The Lipid
Vol.37 No.1 73-78,
2026
著者名
竹本 稔
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
The Lipid
Key Words
高齢者肥満症 / 高度肥満症 / サルコペニア肥満 / 包括的評価 / 多職種連携 / 減量・代謝改善手術
高齢者肥満症は,内臓脂肪蓄積と骨格筋量低下が併存しやすく,フレイルや生活機能低下と密接に関連する。評価に際してはBMIのみならず,内臓脂肪量,筋量・筋力,身体機能を含めた包括的評価が不可欠である。治療では過度な減量を避けつつ,代謝改善と身体機能維持の両立を目標とし,食事療法と運動療法の併用を基本とする。近年は抗肥満薬や減量・代謝改善手術の選択肢も拡大しているが,高齢者では低栄養や骨・筋障害への配慮が重要であり,多職種連携による個別化治療が健康寿命延伸の鍵となる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

