新刊
Ⅱ.臨床
5.減量・代謝改善手術
掲載誌
The Lipid
Vol.37 No.1 66-72,
2026
著者名
関 洋介
/
笠間 和典
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
The Lipid
Key Words
減量・代謝改善手術 / スリーブ状胃切除術 / スリーブバイパス術 / バリアトリックサージェリー / メタボリックサージェリー
生活習慣改善および薬物療法を主体とする内科的治療では,十分な減量効果や血糖コントロールが得られない高度肥満症患者に対しては,外科的治療(減量・代謝改善手術)が治療選択肢として考慮される。現在,日本においては,腹腔鏡下スリーブ状胃切除術およびバイパス術を併施するスリーブ状胃切除術(スリーブバイパス術)が保険収載されている。日本人高度肥満症患者を対象とした多施設共同研究では,術後1年時点の平均総体重減少率が29%,5年時点で26%と,長期的にも良好な成績が報告されている。2型糖尿病を併存する高度肥満症患者に対しては,外科的治療による血糖改善効果が顕著であることが明らかとなっている。現在,軽~中等度肥満を伴う日本人2型糖尿病患者を対象とした,内科的治療と外科的治療の有効性を比較するランダム化比較試験(BISTRO-DM study)が進行中である。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

