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【特集 ステロイドホルモンと脂質代謝―最近の進歩と臨床の新展開―】

特集にあたって


掲載誌
The Lipid Vol.23 No.1 22, 2012
著者名
益崎 裕章
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 呼吸器 / アレルギー・免疫 / 膠原病・リウマチ性疾患疫
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / リウマチ科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 小児科
媒体
The Lipid

ステロイドホルモンは, アルドステロンやコルチゾールなどの副腎皮質ホルモン, および, テストステロンやエストロゲンなどの性ホルモンの総称である. ステロイドホルモンの作用異常は種々の副腎疾患, 間脳・下垂体疾患, 性腺疾患の病態に関与するのみならず, 肥満症, メタボリックシンドローム, 脂質異常症, 糖尿病, 高血圧症, 骨粗鬆症に代表されるcommon diseaseの病態の理解や治療法を考える上でも欠くべからざる重要な位置を占めている. 一方, 近年の脂質異常症に対する治療薬の進歩とエビデンスの集積には目覚ましいものがあり, 脂質異常症の病態評価, 治療薬の選択や治療効果の判定を行うにあたり, ステロイドホルモンの作用を考慮すべき状況は臨床の現場でもしばしば遭遇する. 例えば, 臓器移植を受けた患者の45~80%にも至る高頻度で脂質異常症が認められる. これらの中にはステロイド薬以外の免疫抑制剤などの影響も含まれるが, ステロイド薬単剤で治療されているサルコイドーシスやぶどう膜炎, 全身性エリテマトーデス(SLE), 気管支喘息を対象にした臨床観察研究でも, 脂質異常症の頻度が高いことが知られている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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