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Meet the Boss
横山光宏×川嶋成乃亮
掲載誌
The Lipid
Vol.21 No.1 92-99,
2010
著者名
横山光宏
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川嶋成乃亮
記事体裁
座談会・対談
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全文記事
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
The Lipid
「生来の理系志向. 最終的に医学を選び, 理論的思考重視の循環器科へ」―先生の下で研究をさせていただくことになったきっかけは, 約30年前に初めてお会いしたとき, 先生の学問への情熱と真摯な取り組みに圧倒されたからでした. まずお聞きしたいのは, 先生がなぜ医学を志すようになられたかということです. 「われわれの子供時代は, 勉強をほったらかしにして, 学校から帰ってくると暗くなるまで遊び回るというような時代でした. 小さいとき理系科目に興味があって, 父親も応用化学の技術者でしたし, 自分では工学部のほうに進もうかなと思っていたのです. 」「ですが, 特に, 生き物の観察や解剖に大変興味があり, 父親が医学部にいったらどうかと勧めましたのと, 母方の親戚に医療関係に従事している人が多くいまして, それで最終的に医学を選択しました. 学生時代は生理学に興味をもち, 当時, Arthur Guytonの循環調節の著書やClaude Bernardの実験医学序説の本を読んだり, サイバネティックスとか, コンピュータによる生体のシミュレーションなんかが当時はやっており, それに関連した書物を多く読みましたが, 循環器を選んだのは, 比較的理論的な思考が重視されるところが気に入ったからです」
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

