全文記事
血糖管理指針
グリコアルブミン
掲載誌
Diabetes Frontier
Vol.21 No.2 148-152,
2010
著者名
島健二
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
糖尿病
診療科目
一般内科
/
産婦人科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
血液内科
/
老年科
/
小児科
媒体
Diabetes Frontier
「はじめに」血糖コントロール状態を判断する指標として, グリコヘモグロビン(HbA1c)は広く用いられ, 糖尿病診療において不可欠の臨床検査となっている. 一方, グリコアルブミン(GA)は反映される血糖コントロール期間がHbA1cに比しやや短期間で, そのため比較的急速な血糖コントロールの変化の評価に適している, あるいは, 赤血球寿命が短縮する病態での血糖コントロールを評価しうる指標として用いるなど, HbA1cを補完するもの程度にしか評価されてこなかった. しかし, 最近の研究で, 同じ中・長期的コントロール指標としてHbA1cとは異なる病態を反映していることが明らかになりつつある. 本論文ではこの点に焦点を絞り, 一般的な事項については簡単に記述するに留めるため, それに関しては他紙1)を参照されたい. 「I. 生化学」グルコースはアルブミン分子内のリジン残基に非酵素的に結合するが, アルブミン1分子内に存在する59ヵ所のリジン残基に均等に結合するのでなく, 4ヵ所のリジン残基, 特に525番のリジン残基に比較的特異的に結合する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

