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エイジングとアンチエイジング機構と糖尿病
アンチエイジング調節薬としてのレスベラトロールの作用機構
掲載誌
Diabetes Frontier
Vol.21 No.1 32-35,
2010
著者名
古家大祐
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久米 真司
記事体裁
特集
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全文記事
疾患領域
循環器
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代謝・内分泌
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糖尿病
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腎臓
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精神疾患
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アンチエイジング
診療科目
一般内科
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循環器内科
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腎臓内科
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糖尿病・代謝・内分泌科
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神経内科
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老年科
媒体
Diabetes Frontier
「はじめに」平成19年版高齢社会白書によると, わが国の総人口は, 2006年10月1日現在, 1億2,777万人であるが, 65歳以上の高齢者は2,660万人となり, 高齢化率も20.8%となっている. 今後も高齢者人口は増加の一途をたどり, 2030年には総人口の30%を占めるに至ると予想されている. つまり, 高齢者がそれまでと同等に, 健康であり, かつ社会に貢標できる状態にならなければ, 労働力人口の減少からわが国が危機的状況に追い込まれる事態となる. したがって, 老化バイオサイエンスの解明から, 健康長寿人口が増えても社会に貢標できるような新薬を開発することがわれわれに与えられている課題である. そこで本稿では, 適度な赤ワイン摂取は心血管疾患, 脳卒中などの発症を抑制する, いわゆる「フレンチパラドックス」に関与していると考えられているポリフェノールの1つであるレスベラトロールに関して, カロリー制限模倣状態によって長寿を可能にする作用メカニズムを概説したい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

