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糖尿病の血圧管理

(総論)糖尿病患者における高血圧の特徴


掲載誌
Diabetes Frontier Vol.20 No.6 668-673, 2009
著者名
江口和男 / 苅尾 七臣
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
高血圧 / 糖尿病
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 小児科
媒体
Diabetes Frontier

「はじめに」糖尿病の患者数は年々増加の一途を辿っている. 糖尿病があるだけで, すでに心血管疾患のハイリスクグループに分類され, 糖尿病に高血圧が合併すると, 心血管疾患発症のリスクが増加するだけでなく, 糖尿病性細小血管合併症も進行する. 本稿では糖尿病患者の高血圧の特徴を大血管障害, 細小血管障害, 血圧日内変動の観点から述べ, 起立性低血圧や末梢動脈疾患(peripheral arterial disease:PAD)についても触れる. 「I. 糖尿病における高血圧と大血管障害」糖尿病は心筋梗塞や脳卒中などの心血管系疾患の強力な危険因子である. Framingham研究において, 糖尿病の冠動脈疾患発症のオッズ比は男性で1.5, 女性で1.8であり, 脳卒中の相対危険度は男性で1.4, 女性で1.7であった1)-3). 糖尿病の患者では糖尿病のない患者に比べて2~4倍の心血管疾患発症リスクがある4). 糖尿病における心血管疾患の発症には動脈硬化性プラークが重要であるが, プラークの形成や成長には高血糖, 高血圧, 高脂血症による全身の炎症, 酸化ストレスがかかわっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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