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糖尿病とBrain Attack

糖尿病と血管内皮機能障害


掲載誌
Diabetes Frontier Vol.20 No.5 552-557, 2009
著者名
北園 孝成
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
糖尿病 / 脳血管障害
診療科目
一般内科 / 脳神経外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科 / 小児科
媒体
Diabetes Frontier

「はじめに」糖尿病は脳血管障害, 特に脳梗塞の重要な危険因子であり, その基盤には動脈硬化に起因する大血管障害が存在する. 血管内皮細胞は最も早くかつ鋭敏に血糖の変化に暴露される細胞であり, そのために糖尿病によって起こる血管の初期病変には内皮細胞の機能障害が重要な役割を担っている. 血管内皮細胞はすべての血管内腔を覆う一層の細胞群であり, 血管の拡張や収縮, 血栓形成, 炎症に関連するさまざまな物質を分泌して, 血管トーヌスの調節, 血管透過性の調節, 血栓形成の抑制, 白血球接着の抑制などを行っている. 糖尿病では血管の内皮依存性拡張反応が障害するとともに, 細胞接着因子の発現亢進などによって動脈硬化が進展することが知られている. 本稿では脳血管内皮細胞を中心に糖尿病による血管内皮機能障害について概説する. 「I. 糖尿病と脳血管反応性」血管内皮細胞からは, 一酸化窒素(NO), プロスタサイクリン(PGI2), 内皮依存性過分極因子(EDHF)といった血管拡張因子が放出され血管平滑筋に作用して脳血管を拡張させる(図1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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