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総説
HbA1cの国際標準化
掲載誌
Diabetes Frontier
Vol.20 No.2 165-172,
2009
著者名
柏木厚典
記事体裁
その他
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全文記事
疾患領域
糖尿病
診療科目
一般内科
/
循環器内科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
神経内科
/
眼科
/
老年科
/
小児科
媒体
Diabetes Frontier
「はじめに」グリコヘモグロビン(HbA1c)の測定は, DCCT(Diabetes Control and Complications Trial)1), UKPDS(United Kingdom Prospective Diabetes Study)2), Kumamoto study3)の研究成果から, 1型糖尿病, 2型糖尿病ともに慢性血管合併症の発症・進展予防のための慢性血糖コントロール状態を把握するよい指標として用いられている4)5). HbA1c測定については, 以前より測定する対象についても明確に定義されていないこと, 標準物質の統一がなく各国別々に測定され, 測定値のトレーサビリティが統一されていないこともあり, 米国, 日本, ヨーロッパ間で正確な国際間比較ができないことが問題であった. そこでIFCC(International Federation of Clinical Chemistry and Laboratory Medicine;国際臨床化学連合)を中心としてHbA1c測定に関する国際標準化が進められてきた6)7). その結果, 現在HbA1c測定値の国際標準化に関するIFCCワーキンググループの見解が発表された8).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

