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糖尿病性神経障害の新しい展開

糖尿病性神経障害の痛みと対策


掲載誌
Diabetes Frontier Vol.20 No.1 74-78, 2009
著者名
髙橋良当
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
糖尿病 / 神経疾患
診療科目
一般内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 麻酔科 / 老年科 / 小児科
媒体
Diabetes Frontier

「はじめに」“痛みとは, 組織の実質的, または潜在的な障害に関連した不快な感覚的, 情動的体験である”と, 国際疼痛学会(1994年)で定義されたように, 痛みとは過去の情動体験の影響を受けて生じる主観的な症状であり, 自発痛のみならず, 痺れやアロディニア, こむら返りなどの種々の不快な自覚症状を総称することが多い. 痛みは糖尿病患者の7~20%にみられるが1), 糖尿病性神経障害による痛みは神経因性疼痛であり, 痛み感覚を伝達する末梢神経や伝達中継器官である脊髄-中枢神経の機能障害による痛みと考えられる. したがって, 痛みの原因が明確な障害による侵害性疼痛や原因も障害部位も不明瞭な心因性疼痛とは区別して考える必要がある(表1). 「I. 糖尿病にみられる痛みの分類」糖尿病性神経障害による痛みを広義の有痛性糖尿病性神経障害(painful diabetic neuropathy:PDN)とすれば, このなかには狭義のPDNのほか, 治療後有痛性神経障害(post-treatment painful neuropathy:PPN)などがある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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