的場:現在,オキシコドン製剤はオキシコドン徐放錠(オキシコンチン®錠),オキシコドン速放散(オキノーム®散),オキシコドン注射剤(オキファスト®注)というラインアップが整っています。また,フェンタニル速放製剤やメサドンの発売などで,がん疼痛に対する薬物療法の環境は大きく変化しています。そこで本日は,がん疼痛治療においてオキシコドン製剤が果たしてきた役割と今日の位置づけについて考えてみたいと思います。
「オキシコドン製剤がわが国のがん疼痛治療に与えた影響 1.早期からのオピオイド導入」
的場:最初に,オキシコドン製剤が早期からのオピオイド導入に与えた影響について伺います。新城先生,最初に導入されたオキシコドン徐放錠は,がん疼痛治療にどのような変化をもたらしたでしょうか。