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【特集 がん治療期における緩和ケアの取り組み】

乳房手術後の慢性疼痛症候群に対する緩和対策

Palliative care for the breast surgery syndrome

掲載誌
がん患者と対症療法 Vol.24 No.2 40-45, 2014
著者名
小島圭子
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 精神疾患 / 神経疾患 / 癌
診療科目
一般外科 / リハビリテーション科 / 腫瘍内科 / 麻酔科 / 精神科
媒体
がん患者と対症療法

「Summary」乳がんの手術療法に伴う慢性痛として, 「乳房切除後疼痛症候群」がある. 神経障害によって起こるピリピリ, チクチクした痛みは数年以上にわたり残存し, 患者のQOLに影響する. 治療は, 国際疼痛学会による神経障害性疼痛の薬物療法ガイドラインに沿って行われる. 鎮痛薬としての三環系抗うつ薬やプレガバリンによる薬物療法の効果は高く, 十分な痛みの緩和が可能である. しかし, 治療の情報が普及していないため治療を受けている患者の割合は少なく, 治療を受けていても効果が不十分であることが最近の研究から明らかになっている. 乳がん患者が増加傾向にある現在, がん治療に関連する痛みとその治療についての知識をもっておくことは重要であり, 患者が安心して治療を受けられるように乳がん診療に関わる医療者が協力していく必要がある. 「はじめに」乳がん患者が受ける手術療法後の問題の1つとして乳房, 腋窩や上腕に長く続く痛みがあり, 「乳房切除後疼痛症候群」と呼ばれている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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