「Summary」オキシコドンとの併用で注意すべき薬剤の相互作用は, 薬力学的相互作用と薬物動態学的相互作用に大別される. 薬力学的相互作用はオキシコドンと同じ作用(効果, 副作用)をもつ薬剤による相加的な作用の増強であり, オピオイド共通の相互作用である. 中枢神経抑制作用増強による呼吸抑制, 抗コリン作用増強による麻痺性イレウスや尿閉などに注意が必要となる. 薬物動態学的相互作用は, 併用薬がオキシコドンの体内動態に影響を及ぼして生じる. 主に問題となるのは, 薬物代謝酵素であるチトクロムP450(CYP)3A4活性の阻害あるいは誘導によるオキシコドンの血中濃度の変化に起因する副作用の発現, 鎮痛効果の低下である.
「はじめに」がん早期からの緩和ケアの導入に伴い, 抗がん剤を含む幅広い薬剤とオキシコドンの併用が増えている. 使用薬剤が多くなればなるほど薬物相互作用は複雑になる. 漫然とした投与を避け, 必要な薬剤を慎重に選択したうえで, 薬剤の開始や中止時には相互作用の可能性についても注意すべきである.
「はじめに」がん早期からの緩和ケアの導入に伴い, 抗がん剤を含む幅広い薬剤とオキシコドンの併用が増えている. 使用薬剤が多くなればなるほど薬物相互作用は複雑になる. 漫然とした投与を避け, 必要な薬剤を慎重に選択したうえで, 薬剤の開始や中止時には相互作用の可能性についても注意すべきである.

