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M-Review

特集 食物アレルギーの最前線

花粉・食物アレルギー症候群

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掲載誌
喘息・アレルギー Vol.29 No.2 27-33, 2016
著者名
猪又直子
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫 / 耳鼻科疾患 / 小児疾患
診療科目
呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 小児科
媒体
喘息・アレルギー

花粉・食物アレルギー症候群(PFAS)は,ある特定の花粉抗原に感作されたために,交差抗原性をもつ植物性食品を経口摂取したときに誘発される食物アレルギーである。PFASに関わる主なアレルゲンは,Bet v 1関連蛋白とプロフィリンであり,いずれも加熱や消化に対する安定性が低い。そのため,生の果物や野菜を食べると接触部位である口腔咽頭に限局して痒みや違和感などが現れるものの全身症状は生じることは少なく,加工品の摂取で誘発されにくい。カバノキ科花粉のBet v 1関連蛋白に感作された結果,バラ科果物によるPFASを発症することがよく知られているが,豆乳では例外的にアナフィラキシーを起こしやすい。
「key words」アナフィラキシー,花粉症,花粉・食物アレルギー症候群(PFAS),口腔アレルギー症候群(OAS),交差反応,gibberellin-regulated protein,peamaclein,プロフィリン,Bet v 1関連蛋白

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

喘息・アレルギー2016年10月号(Vol.29 No.2)

本誌は,喘息の病因から治療にわたる諸問題を臨床家の視点から把握しようとした,わが国に類をみない学術専門誌である。

創刊以来,毎号,特集形式で喘息に関する最新の基礎的研究および臨床的知見を分かりやすく解説し, 臨床の場において高い評価を得ている。さらに執筆者には, 第一線で活躍中の専門医, 新進気鋭の医師を配している。

2016年『喘息』から『喘息・アレルギー』へと誌名を変更。

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