「Summary」思春期の気管支喘息(以下,喘息)患者では,受診状況が悪化し,治療のアドヒアランスが悪化する。治療アドヒアランスの低下により喘息症状のコントロールは悪化し,喘息死が増加する。アドヒアランスの向上は,思春期喘息では特に重要な課題である。医師は,患者・家族との信頼関係を構築し,思春期喘息の特徴をよく理解したうえで,適切な評価を行い,喘息の病態や治療の正しい理解を促し,患者本人による主体的な喘息管理ができるようアドヒアランス向上のための継続的な支援を行う必要がある。
「はじめに」思春期の気管支喘息(以下,喘息)患者では受診状況が悪化し,治療のアドヒアランスが悪化する。これは,治療の管理の主体が保護者中心から患者本人に移行する時期であるが,自己管理が十分には行えないことによる。多忙で医療機関との関係も変化を余儀なくされ,心理的・社会経済的問題が関与することも多く,服薬アドヒアランスが低下し,治療がおろそかになる。その結果,難治例や死亡例も増加する。
「Key words」思春期喘息,アドヒアランス,喘息死,患者教育,自己管理
「はじめに」思春期の気管支喘息(以下,喘息)患者では受診状況が悪化し,治療のアドヒアランスが悪化する。これは,治療の管理の主体が保護者中心から患者本人に移行する時期であるが,自己管理が十分には行えないことによる。多忙で医療機関との関係も変化を余儀なくされ,心理的・社会経済的問題が関与することも多く,服薬アドヒアランスが低下し,治療がおろそかになる。その結果,難治例や死亡例も増加する。
「Key words」思春期喘息,アドヒアランス,喘息死,患者教育,自己管理

