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アレルゲン皮膚テストの実際
Skin allergy test
掲載誌
喘息
Vol.28 No.1 2-5,
2015
著者名
関谷潔史
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
/
アレルギー・免疫
/
耳鼻科疾患
/
皮膚疾患
診療科目
呼吸器内科
/
アレルギー科
/
皮膚科
/
耳鼻咽喉科
/
小児科
媒体
喘息
「はじめに」アレルギー性疾患を診断する際には,原因となるアレルゲンを見つけ出すことが非常に重要である。そのなかでⅠ型アレルギー診断の際に用いられるアレルゲン検索法としては,皮膚テスト・特異的免疫グロブリン(immunoglobulin;Ig)E抗体の検出(CAP-RAST法やMAST法など)・ヒスタミン遊離試験・アレルゲン誘発試験(抗原吸入試験・鼻粘膜誘発試験・眼反応など)があり,これらの試験を用いて原因アレルゲンの同定を行うことは,診断のみならず治療方針の決定をするうえで必須となる。即時型アレルギーを検査する皮膚テストには,プリックテスト・スクラッチテスト・皮内テストがあり,プリックテスト⇒スクラッチテスト⇒皮内テストの順で,体内に入るアレルゲン量が増加し,感度は高くなる。当然アレルゲン量が多いほど,アナフィラキシーを起こす可能性が高くなることを認識しておく必要がある。Ⅰ型アレルギー疾患の治療において,原因アレルゲンの回避は不可欠であり,皮膚テストの有益性が危険性を上回ると判断できるなら,積極的に行われるべき検査法である。本稿では,当院で実際に行っている即時型アレルギー皮膚テスト(プリックテストおよび皮内テスト)の実際について写真を交えて紹介する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

