Summary
Ⅰ型アレルギー疾患の根治療法として,アレルゲン特異的免疫療法がある。免疫療法は数年間治療を行うと治療終了後も効果が持続し,長期寛解を誘導できるといわれているが,注射法ではアナフィラキシー反応など副作用の危険性があり,本邦では十分に普及していない。
舌下免疫療法(SLIT)はそのようなデメリットを払拭した方法で,安全に免疫療法を行う解決方法である。本邦ではスギ花粉症に対してのみ舌下免疫療法が研究され,2010年秋に国内第Ⅲ相臨床試験がスタートした。免疫療法は,これまでアレルギー治療の選択肢として軽視されてきたが,舌下免疫療法が実臨床で使用可能になれば,重要な治療オプションになることが期待されている。
全文記事
アレルゲンと免疫療法の再考
鼻炎・喘息における舌下免疫療法の展望
View of sublingual immunotherapy for allergic rhinitis and allergic asthma
掲載誌
喘息
Vol.24 No.1 53-57,
2011
著者名
後藤 穣
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
呼吸器
/
アレルギー・免疫
/
耳鼻科疾患
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
/
アレルギー科
/
耳鼻咽喉科
媒体
喘息
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

