Summary
職業性喘息は,抗原の同定と曝露場所が比較的明確であること,経済的理由から転職が難しいことなどから,動植物などの高分子有機物質が抗原の場合は免疫療法が有効な治療方法である。本稿では,典型的なⅠ型アレルギー反応により惹起され,先人の努力により治療,特に免疫療法と発症予防に成功し,今ではほとんどみられなくなったコンニャク喘息とホヤ喘息につき解説する。職業性喘息は,今後も時代の変化に合わせて種々の物質により発症する可能性が高く,過去の成功例を参考に新しい職業性喘息の対策に役立つことを期待する。
全文記事
アレルゲンと免疫療法の再考
典型的アレルギー疾患における免疫療法―コンニャク喘息,ホヤ喘息―
Specific immunotherapy in typical allergic diseases ―Konjac and Sea-squirt asthma―
掲載誌
喘息
Vol.24 No.1 36-41,
2011
著者名
土橋邦生
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
呼吸器
/
アレルギー・免疫
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
/
アレルギー科
媒体
喘息
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

