男性骨粗鬆症の臨床的特徴として,閉経後女性に比べて加齢以外の原因を有する頻度が高いことが挙げられる.また,高齢男性の増加に伴い,男性骨粗鬆症の患者数は増大の一途を辿っている.米国においては,男性を対象とした臨床試験に基づいて骨粗鬆症治療薬の男性に対する使用承認が進められている.男性骨粗鬆症におけるエビデンスに基づいた医療が現実のものとなりつつある.
特集 男性骨粗鬆症Ⅱ
Ⅰ.総論 1.男性骨粗鬆症の臨床的特徴
掲載誌
THE BONE
Vol.33 No.3 17-20,
2020
著者名
竹内 靖博
/
辰島 啓太
記事体裁
抄録
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特集
疾患領域
骨・関節
診療科目
整形外科
媒体
THE BONE
Key Words
続発性骨粗鬆症,骨粗鬆症類縁疾患,性腺機能低下
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。