【特集 続発性骨粗鬆症―診断と対策―】
脂溶性ビタミンと骨粗鬆症
掲載誌
THE BONE
Vol.27 No.2 95-99,
2013
著者名
大庭聖子
/
竹田秀
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
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骨・関節
診療科目
整形外科
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リウマチ科
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産婦人科
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腎臓内科
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糖尿病・代謝・内分泌科
/
老年科
媒体
THE BONE
骨粗鬆症の治療・予防にはビタミン類の充足は欠かせない. ビタミンは生体に必須の栄養素であるが, 生体内では合成できず主に食事やサプリメントなどから摂取する必要がある. 高いビタミンD摂取は骨密度の保持だけでなく, 筋力の維持, 転倒防止への効果が示唆され, 骨折予防への効果も再評価されている. また, ビタミンKの摂取と骨密度や骨折との相関が観察されている. 一方, ビタミンAやビタミンEはサプリメントなどによる過剰摂取が問題となる. 「ビタミンD」骨はコラーゲンからなる骨基質に, カルシウム(Ca)とリン酸の結晶が沈着して形成される. 骨は常に破壊と形成を繰り返す「リモデリング」により恒常性が維持されている. この骨のリモデリングは, 栄養, 運動, ホルモン, 遺伝素因, ライフスタイルなどさまざまな因子により影響を受ける. 骨は身体を支える支持器官としての機能に加えて, Caの貯蔵庫としても重要な機能を果たしている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

