【特集 骨代謝マーカーⅢ】
骨粗鬆症治療時の各マーカーの使い方
掲載誌
THE BONE
Vol.26 No.4 35-38,
2012
著者名
石井光一
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
/
骨・関節
診療科目
整形外科
/
リウマチ科
/
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
老年科
媒体
THE BONE
実臨床での一般的な骨代謝マーカーの使い方について述べた. 骨吸収抑制薬使用時にはTRACP-5bなどの骨吸収マーカーを開始時と開始後3~6ヵ月に1回測定し, 続発性骨粗鬆症のスクリーニングと薬剤の効果判定を行う. また, その結果を患者に提示して治療継続の向上を図る. P1NPなどの骨形成マーカーは骨吸収抑制薬使用時の骨代謝の過剰抑制の有無や, 骨形成促進薬使用時の薬剤効果を判定できる. ucOCはビタミンK2製剤を使用する場合に有用である. 「はじめに」骨代謝マーカーは尿または血液を検体として測定され, 骨吸収マーカー, 骨形成マーカー, 骨マトリックス関連マーカーに分類される1). 骨粗鬆症診療の実臨床においては3つの役割があり, 1つ目が治療開始時における病態の把握と続発性骨粗鬆症のスクリーニング, 2つ目が薬物療法中の薬剤効果判定, そして3つ目が治療継続率向上の補助ツール, としての役割である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

