【特集 痛風をめぐる諸問題】
痛風の画像診断:超音波を中心に
掲載誌
THE BONE
Vol.26 No.3 35-39,
2012
著者名
瀬戸洋平
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
/
骨・関節
診療科目
整形外科
/
リウマチ科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
放射線科
媒体
THE BONE
MRI, CT, 超音波検査などの画像診断が痛風関節炎における新しい評価方法として注目を集めている. 特にdual energy CTは, CTの三次元的な画像描出能力と高い空間分解能に加え, 尿酸ナトリウム(MSU)結晶沈着を特異的に描出可能で再現性および定量性に優れていることから, 今後知見の集積が期待される. 超音波検査は低侵襲であり, 早期の骨変化, MSU結晶沈着, 活動性炎症の描出が可能であり, 薬物療法による治療効果判定や無症候性高尿酸血症患者における有用性が示されている. 「痛風の画像診断」痛風の画像診断といえば永らく単純X線検査による骨びらん, 軟部陰影腫脹の検出が主要かつ唯一の手段であった. 単純X線検査は若干の放射線曝露はあるものの, 骨関節病変の全体的な観察が可能であり, 標準化された撮像方法が確立しており, 再現性, 疾患特異的所見の検出に優れ, 反復して実施できるため, 診療上不可欠な検査である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

