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【特集 痛風をめぐる諸問題】

高尿酸血症・痛風のリスク


掲載誌
THE BONE Vol.26 No.3 25-30, 2012
著者名
箱田雅之
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 高血圧 / 代謝・内分泌 / 腎臓 / 骨・関節 / 泌尿器
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 老年科
媒体
THE BONE

高尿酸血症のリスクには, 尿酸塩沈着症としての痛風に加え, 尿酸が直接関与すると考えられる腎障害, 尿路結石があり, これらの病態においては薬剤による尿酸降下療法がリスク低下に有効である. また, 血清尿酸値は, 心血管疾患や高血圧, メタボリックシンドロームなどと関連するが, これらの病態に対する尿酸の直接的な関与は明確ではなく, 血清尿酸値は疾患リスクを反映するマーカーとして考えたほうがよい. 一方, 痛風は高尿酸血症に比べて心血管疾患リスクとの関連が強い傾向が報告されており, 高血圧や脂質異常などの管理をより厳格に行う必要性が示唆される. 「はじめに」高尿酸血症は成人男性の約30%に存在し, 血清尿酸値が高くなるに従い, 痛風を含めた種々の臨床病態を発症するリスクが高まる. 高尿酸血症の臨床的管理は, これらのリスクを理解した上で行う必要があり, 尿酸が直接関与する病態と, マーカーとしての関与が考えられる病態とを整理して理解しておく必要がある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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