全文記事
骨質Ⅱ
基礎 超音波を用いた骨質の新しい評価法
掲載誌
THE BONE
Vol.24 No.3 51-55,
2010
著者名
松川真美
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
代謝・内分泌
/
骨・関節
診療科目
整形外科
/
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
放射線科
媒体
THE BONE
超音波法は安価であり, 安全性に優れる. また, 超音波の伝搬速度や伝搬減衰量は, 測定部位の弾性的性質を反映するため, 次世代骨質測定法としても期待されている. ただし, より高精度・高確度な計測を行うためには, 骨を含む生体中を伝搬する超音波の挙動を明確に理解した上で, 測定結果を評価する必要がある. 本稿ではこのようなスタンスのもとで, 超音波法による骨質評価の例として皮質骨や海綿骨の特徴的な音波伝搬挙動に触れ, 今後の骨質評価の可能性について述べる. 「はじめに」骨強度の重要な要素である骨質については, 整形外科学のみならず, 機械工学, X線物性, X線CTやMRIによる形態計測など, さまざまな視点で評価が行われている. 超音波法も, quantitative ultrasound(QUS)と呼ばれる超音波骨密度計測を中心に臨床応用されている. 超音波を用いた測定はX線の被曝がなく, 安価であり, 安全性に優れる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

