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ロコモティブシンドローム

ロコモ対策 脊柱後弯予防のための背筋運動


掲載誌
THE BONE Vol.24 No.1 63-67, 2010
著者名
宮腰 尚久
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節
診療科目
整形外科 / リハビリテーション科
媒体
THE BONE

加齢に伴う脊柱後弯の増強は, 健常人にも生じるが, 骨粗鬆症性の椎体骨折などが誘因となった場合には, 腰背部痛を引き起こし, 日常生活動作を障害し, 生活の質を低下させる. 背筋運動には, 高齢者の脊柱後弯の増強を予防する効果があると考えられているが, さらに, 骨粗鬆症性椎体骨折の抑制効果も報告されている. しかし, 重度の骨粗鬆症患者に対しては, 至適運動強度の設定をどうするかなどの未解決の問題が残されている. 「はじめに」加齢に伴う脊柱アライメントの変化は, 胸椎後弯の増強と腰椎前弯の減少として現れることが多い1). このような変化は健常人にも生じるが, 骨粗鬆症による椎体骨折や変形性脊椎症に伴う椎間板の狭小化, さらに背筋力の低下などを合併すると, その変化はより顕著となり, さまざまな機能障害を生じるようになる2). 脊柱の病的な後弯変形(後弯症)は, 腰背部痛を増強させ, 日常生活動作(activities of daily living:ADL)の障害を引き起こし, 生活の質(quality of life:QOL)を低下させる3).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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